【調べる】幼児教育って?
気になって、いつもの本屋で知識は仕入れた「幼児教育」。
さっそくはるくんにやってもらいましたが、果たして飽きずに続けられるのか、効果のほどは・・・?
今後もウォッチしてご報告したいと思います。
さて、子どもの教育は早ければ早いほど、効果があるというけれど、2歳のはるくんにはまださすがに早いんじゃないか?気になることなので、もう少し「幼児教育」について調べてみました。
■似た言葉に早期教育?
幼児教育に似た言葉に「早期教育」と聞いたことがあります。文部科学省によると、この2つの言葉は明確に区別されています。
早期教育とは、その言葉通り「受験などを念頭に置き、専ら知識のみを獲得することを先取りする教育」。これに対し、幼児教育は「目先の結果のみを期待しているのではなく、生涯にわたる学習の基礎を作ること、『後伸びする力』を培うことを重視している教育」だそうです。
どちらかというと、早期教育を批判しているようですね。本質は「幼児教育にあり」、ということでしょうか。
後伸びする力というのが気になります。言い換えれば「伸びしろ力」。あと100年生きる子どもたちにとって、伸びしろはとても大事です。
■就学前の「3歳」から?
義務教育の小中学校のように、「幼児教育」には発達段階における学習指導要領があります。いわゆる先生の指導マニュアル本として記載されています。
幼稚園では「幼稚園教育要領」、保育所では「保育所保育指針」というようです。いずれも、幼児教育は3歳から小学校に入る6歳までの年齢について適用される、国がちゃんと位置づけた用語なんですね。
■身につけたい素養とは
これらの指導について「保育内容の5領域」というものがあります。これらがいわゆる幼児の戦闘力を測るバロメーターですね。
表現:感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、創造性を豊かにする。
言葉:経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育てる。
環境:好奇心や探究心を持って周囲の環境に関わり、それらを生活に取り入れる。
人間関係:他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育てる。
健康:健康な心と体を育てる。
幼児期を3さい、4さい、5さい・・・と年齢ごとに分け、これらの領域について育ってほしい姿が示されています。
年齢ごとの成長目標はあとで確認するとして。。。
何事も知識を詰め込む教育ではなく、 それぞれの領域をバランスよく育むのがいいようです。